【サーキュレーター】って効果あるの?使用有無での効果を検証してみた(暖房)

世間的にはエアコンと一緒にサーキュレーターを使用した方が良いと言われているのは知っているけど、特に調べもせずにどうせそんなに効果があるわけがないと勝手に決めつけ、我が家では購入を見送っていた。

今回の検証ではそれが間違いだったと気づかされる結果となった。もっと早く購入しておけばよかったと後悔している。まだ導入していない方はサーキュレーター購入の参考にしてほしい。

コトハルです。

どんどん暮らしを改善していきます。

「サーキュレーター」の検証を実施した部屋

検証した部屋:コトハルのテレワーク部屋 兼 息子の勉強部屋

部屋の大きさ:和室6畳(外気と触れている壁は2面)

エアコン:東芝 大清快 RAS-225UDR(発売2001年 購入2002年)いい加減買い替えないと

設定温度:暖房22℃

サーキュレーター:アイリスオーヤマ PCF-HD15N-W(発売2016年 購入2022年1月)

計測機:Switch Bot温湿度計(kotoharuのデスクの上)

「サーキュレーター」の使用有無で室温に違いはあるのか?

結論 サーキュレータを使用することで短時間でしかも2℃~3℃の室温上昇が見込める

上のグラフは2022年1月25日(火)から1月31(月)の1週間の室温をグラフ化したもの(15分間隔)

グラフ上部のON/OFFは  サーキュレータを使用した日:ON 使用しなかった日:OFF

毎朝7:30前後にエアコンをONにして昼休憩の時間である13:00時点の室温を赤丸で表示

グラフの赤丸を見てわかるようにサーキュレーターを使用した4日間は明らかに室温が高くなっている

サーキュレータを使用した日の平均室温 22.5℃

サーキュレータを使用しなかった日の平均室温 19.8℃

その差2.7℃

エアコンをONしてから約5時間後の室温が2.7℃も違うとは正直驚いた。

室温が設定温度まで上がる時間は部屋の大きさ、エアコンの能力、設定温度で様々だとは思うが、おそらくどんな環境であってもサーキュレータを使用すると明らかに暖かいと感じることができるだろう。

この違いを是非体感してほしい。

「サーキュレーター」はどっちに向けるといいの?

結論 部屋全体を循環できる長辺方向に循環させた方がグッド!

上のグラフはサーキュレータを方向1にした時の室温変化(1月29日、1月30日)と方向2にした時の室温変化(2月2日、2月3日)を並べたもの。方向は下の図を参照

13:00時点の室温(赤丸)を比較すると

サーキュレータの方向1(部屋の長辺方向) 平均室温 22.6℃

サーキュレータの方向2(部屋の短辺方向) 平均室温 21.8℃

その差0.6℃

今回の結果では方向による室温の差は0.6℃と微小となった。サーキュレータの有無による差2.7℃の時のように実際に違いが体感できるほどの差はなかった。しかし2日間の平均ではあるが部屋全体に風が循環するであろう方向1のほうが室温は高くなっていたので、どちらかと言えば方向1のように部屋の長辺方向に風を循環させた方が効果は高いのではないか。

まとめ

・サーキュレーターはエアコン(暖房)の効率をアップさせる

・今回の検証では5時間で2.7℃上昇(違いが体感できる)

・サーキュレーターの方向は部屋の長辺方向に向けるのがお薦め