今の水切りラックを使い始めて2年。もう少し大きい方がいいと思うことはあるけど、特に不満もなく買って良かったと思っていた。しかし、2年間使い続けてずっと我慢していたことが1つだけある。
それはトレーを綺麗な状態に保つため、ほぼ毎日、トレーの水を捨てなければいけないこと。必ず毎日捨てなければいけない訳ではないのだけど、少しサボるとトレーにピンクカビが発生したり、水が乾いて白くなったりしてしまう。僕の性格上トレーが汚くなるのが許せないので、トレーの排水は日々のルーティーンから外せなかった。しかも数日に1回は排水だけではなく拭き掃除も必要だったりする。
日々の生活の中でやらなくて済むことは極力やらないで済ました方がいいに決まっている。
2年間使った水切りかごを新しく買い替えることで、排水ルーティーンという毎日の面倒くさいをなくせるのか検証した。水切りラックの購入を考えている人は参考にしてほしい。
コトハルです。
どんどん暮らしを改善していきます
水切りラックの選び方
優先1 水切りラックを置く場所
水切りラックを購入する際にまず1番に考えないといけないことは、キッチンのどこに置くのか?
置く場所を分類すると3パターン
1.シンクの横 2.シンクの中 3.シンクの上(前)
優先2 水切りラックの大きさ
キッチンのどこに置くのか決まったら、次は大きさですね。当然ですが置きたい場所に問題なく設置できるのか?食器の入る量は十分か?
置けるかどうかだけでなく、置いた後の使い勝手も大切です。例えば我が家の場合は下の写真のように水切りラックの手前のスペースにコップを置いて飲料を注ぐことをしています。なので新たに購入する際はこのスペースがなくなっても本当に大丈夫なのか?ということを考える必要があります。
優先3 水切りラックの材質
ラックの材質にはステンレス、樹脂、スチールの3種類あるが水切りラックの材質はステンレス一択だと思う。水切りラックの用途からして樹脂もスチールもメリットが見つからない。
樹脂は傷がつきやすく、細かい傷にカビが発生して簡単には取れなくなる。
スチールは錆びないように表面加工がしてあったとしても材質として錆びやすいものである限り、錆びの心配がなくならない。だったら錆に強い性質を持つステンレスで良いのではないか。
優先4 排水トレーの種類
水切りラックの排水トレーの種類は大きく3種類。
- もっとも一般的なお皿型トレー
- 最近増えている傾斜がついた排水型トレー
- 簡単に外せない固定排水型トレー
この中で3の固定排水型トレーは掃除がしづらいため論外なので残る選択肢はお皿型トレーか排水型トレーの二択。
お皿型トレーはシンクに隣接していなくても置けるという利点があるが、排水が面倒くさいという欠点あり。
排水型トレーは排水の手間がなくなるという利点があるが、シンクに隣接させないといけないという欠点あり。
この2つは一長一短あるので、設置場所と好みの問題かなと。
我が家はお皿型トレーの面倒くさいをなくすため、排水型トレーの製品に変更した。効果はいかに!
2年間使った水切りラックのスペック
メーカー:和平フレイズ
商品名:スイ・ユニ 水切りかご
品番:SUI-017
サイズ:320mm×430mm×180mm(奥行×幅×高さ)
材質:18-8 ステンレス鋼
重量:1850g
原産国:日本
購入価格:3,865円(2019年12月30日)
2年間使った水切りラックの良かった点と悪かった点
良かった点
- 4人家族の食器が問題なく置ける ※わが家は毎回食洗器を使うからかもしれないが
- コストパフォーマンスが高い ※約4000円でこの大きさ、この作りはあまりないかも
悪かった点
- 排水型トレーではない ※買い替えのきっかけ
- わが家に付属していた仕切りは必要なかった ※食器を置ける量が減ってまう
- 別売り品の箸等を入れるパンチングポケット(1,489円)の底が洗いずらい
この仕切りの使い勝手はかなり悪い。
1か所にギリギリ2枚(計4枚)入るがお皿同士が密着してしまい乾きにくくなってしまう。
少し深いお皿は1枚しか入らず、斜めになってしまうためかなりスペースをとってしまう。
開口部が狭いため、手が入らず掃除がしにく。しかも底にはカビが発生してくる。
付属品の使い勝手が悪いってのはあるけど本体に対しては、それほど悪い点が見つからなかった。
2週間放置した排水トレー
水切りラックの買い替えを決めてから、トレイを放置したらどうなるのか検証してみた。
お皿型トレーの水切りラックを使っている人で2週間も放置する人はいないかもしれないが、試しに放置するとこんな感じ。
写真では見えないかもしれないが淵の方にはヌルヌル成分。。。全体的に白く水垢がつきまくり。
これを見ると不衛生なのは明らか。やはりお皿型トレーは毎日のお手入れが欠かせない。
新しく買い替えた水切りラックのスペック
メーカー:ヨシカワ
商品名:幅の広がる水切り 幅広
品番:1306055
サイズ:260~495mm×570mm×160mm(奥行×幅×高さ)
材質:ラック 18-8ステンレス鋼 斜めトレイ 18-0ステンレス鋼
重量:1330g
原産国:日本
購入価格:7,692円(2022年2月13日)
新しく買い替えた水切りラックの良かった点と悪かった点
良かった点
- 水が溜まらなくなった!
- 収納力が素晴らしい
- まな板を内側に収納できた ※わが家のまな板は大きいので元のでは入らなかった
- 包丁を内側に収納できた
今回の買い替えのきっかけとなった排水について、当然だが水が溜まらなくなった!
これで毎日の面倒くさいを1つ減らすことができた。
それから素晴らしい収納力。まな板と包丁を内側に収納してもまだ余裕あり。
我が家にとって、まな板と包丁を水切りラックの中に入れることができたのはすごく良いことで、ここでも毎日の面倒くさいを1つ減らすことができた。どんな面倒くさいを減らせたのか?
我が家はまな板と包丁を下の写真のように収納していた。しかもうちは結構ずぼらなので、洗ったまな板や包丁の水分を拭き取らずにそのままこのラックに立てかけていた。そうすると当然下の写真のように水が下に垂れるし、ラック自体にカビが発生し不衛生に。
まな板と包丁を水切りかごに入れることができたおかげで、本来やる必要のないこの水を拭くという面倒くさい仕事を減らすことができた。
パール金属 まな板 グラス ハンガー 666円
パール金属 包丁 差し 885円
悪かった点
- 値段が高い 7,692円(元の約2倍)
- 思ったより水滴は残る
- 幅を広げるー縮める際の可動が良くない
- 幅を広げた際に段ができてコップ等置くと斜めになる
- 作りは和平フレイズの方が良かった(ヨシカワも悪いわけではなく比べると)
- 飲料を注ぐスペースがなくなった(最初からわかっていたこと)
水滴は完全に排水されずに結構残る
今後、撥水加工をしてどうなるか確認する予定
幅を広げると段ができコップがまっすぐ置けない
まとめ
我が家にとって水切りラックは必須アイテムの一つで水切りラックがない生活は考えられない。
水切りラックは日々の暮らしを楽にしてくれる面もあれば、しなくて良い無駄な仕事を作り出してしまう面もある。しなくて良いことを極力なくせるようにこれからも改善を継続していきたい。
我が家のように水切りラックを使っている家庭は多いのではないだろうか。
各ご家庭でベストな水切りラックは違うと思います。ぜひ自分の家庭に合ったベストな水切りラックを探しだして下さい。